【岐阜競輪 G3長良川鵜飼C】松浦悠士がV GP出場諦めない「やれることをしっかりやって…」

[ 2024年9月24日 18:56 ]

長良川鵜飼Cを制した松浦悠士
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 岐阜競輪の大阪・関西万博協賛、開設75周年記念「長良川鵜飼カップ(G3)」決勝戦が行われ、最終バックから捲った松浦悠士(33=広島)が優勝。3月の玉野以来、21度目のG3優勝を飾った。2着は深谷知広、3着は村田祐樹だった。

 レースは青野―小原―村田―笠松―松浦―阿竹―深谷―三谷―坂井で周回を重ねる。残り2周で深谷が上昇するが、青野は突っ張り、深谷は車を下げる。打鐘で村田が一気にカマすと笠松は離れ、村田は後続を大きく離して先行態勢に。以下、青野―小原―松浦―阿竹―深谷―三谷―坂井―笠松の順。バックで捲った深谷に合わせ松浦が先捲り。粘る村田を捉えて1着でゴール。2着は深谷だった。

 「あの並びになって、青野君に突っ張る気配を感じたので。(村田君がカマしていった時は)本当はスイッチしたかったけど、あそこは気持ちが負けちゃいました」と振り返った松浦。

 「4コーナー回るくらいまでは届かないんじゃないかという感じだったが、ホームの向かい風が結構きつかったので“タレてきてくれ”と思っていた。深谷さんに踏み勝てたのも大きい」

 昨年のグランプリウイナーだが、今年は相次ぐ落車が響いて賞金ランキングも20位前後に低迷。グランプリ出場には残る2つのG1、寛仁親王牌か競輪祭に優勝するしかない。「やれることをしっかりやって、駄目なら仕方ないぐらいの気持ちで頑張ります」と話した。

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