【若松ボート　ミッドナイトレース】丹下将　最後まで“ムチ”を打って

最後まで“ムチ”を打って戦う丹下将
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　猛暑の中、ムチを連打している男がいる。丹下将（38＝愛知）だ。

　予選3位通過、準優勝戦10Rではインから快勝して優勝戦進出一番乗りを決めた。これでイン戦は25連続2連対となった。「やられることはないし、エンジンはいいと思う」と、相棒42号機への手応えはOK。

　コントレイル（2020年のJRA牡馬3冠馬）ほどの瞬発力はないが、十分優勝は狙えるだろう。競馬好きの丹下は地方競馬の馬主資格を持っており、現役でも数頭走っている。また先月にはセレクトセール2024を見学し、矢作芳人調教師らと食事やゴルフを楽しんだという。「高すぎて（馬は）買えない、買えない」と苦笑いしていたが、賞金を積み重ねれば夢は広がる。

　優勝戦は2号艇。最後までムチを打って戦い続ける。