【芦屋ボート G1全日本王座決定戦】鳥飼祥平の“イイ値”は上條暢嵩 静水面で持ち味発揮

[ 2024年8月3日 04:30 ]

低勝率機をうまく仕上げている上條
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 ボートレース芦屋のG1「全日本王座決定戦」は3日目。鳥飼祥平記者の「イイ値!このレーサー」は上條暢嵩をピックアップした。

 グランプリカポックを着た上條とピットで会った時は「“GP”の2文字が輝いてるわ~」と話しかけて「そういうのええって」と笑顔で返してもらうのがお約束。

 記念の常連となった今も昔と変わらない。そのカポックも経年で少し色あせてきた。今年の賞金ランクは現在ボーダー圏内の10位。22年以来となる年末の大舞台へ前進を続ける。

 「現時点でこの順位(賞金ランク18位以内)におるし、流れとしては悪くない。あとはグランプリに出るためにも、もっとタイトルを獲っていきたいですね」

 波がある水面よりも、スピードを生かせる芦屋のような静水面の方が持ち味を発揮しやすいタイプ。2日目は峰竜太の猛追を振り切って待望の白星を手にした。低評価の20号機をうまく底上げして、勝負できる足に仕上げている。

 「初日と比べると出口のスムーズさがもう少し。でも、スリットでやられることはないし十分勝負になる。もうちょいですね」

 リズムは良好。切れのあるターンで3日目の外枠2走を克服したい。

 【鳥飼の買い目】3R、中枠両者の攻めで展開あり。<5>=<3>、<5>=<4>。11R、鋭差し突破。<4>から<1><3><5>。

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