【芦屋ボート G1全日本王座決定戦】鳥飼祥平の“イイ値”は佐藤隆太郎 30歳で迎えた飛躍の時

[ 2024年8月1日 04:30 ]

30歳、飛躍の時を迎えている佐藤隆太郎
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 ボートレース芦屋のG1「全日本王座決定戦」が初日を迎える。鳥飼祥平記者の「イイ値!このレーサー」は佐藤隆太郎(30=東京)をピックアップした。

 三十にして立つ――。今年5月に節目の30歳を迎えた佐藤が飛躍の時を迎えている。

 前期に自己最高となる勝率7・46をマークすると、5月以降は優勝ラッシュで早くも年間6Vを達成。今後は8月まるがめメモリアルでのSGデビューを含め、10月までびっしりと記念の斡旋が入っている。

 「そこそこのエンジンが引けた時はミスなくまとめられている。でも、やっていることは以前と大きく変わらない。積み重ねたものかなと思っています」

 コース不問で1着を狙えるのが佐藤のストロングポイント。若手の頃は1着志向の強さがスタート事故につながっていたが、今年はここまでフライングなしと冷静な走りが光る。

 「記念に入ればもっと突き詰めていかないといけない。エンジンは直線が甘かったし、本体を整備します。今はとにかく結果が欲しいので頑張ります」

 冒頭の論語は「四十にして迷わず、五十にして天命を知る」と続く。この先も続くボートレーサー人生。自身の力でトップ選手への道を切り開く。

 【鳥飼の買い目】整備での底上げに期待。7R、<2>=<3>、<2><4>流し。11R、<1><6>…、<1>…<6>。

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