【尼崎ボート　ルーキーシリーズ第10戦】砂長知輝　2連対率トップの18号機に手応え

前検日から軽快な行き足を見せた砂長知輝
Photo By スポニチ

　今節の登場エンジンでは18号機の2連対率が最も高い。55.1％の逸品を手にしたのが砂長知輝（24＝埼玉）だ。前検日のエンジン評価でも◎が付いた。

　「強い向かい風でもしっかりスタートできたし、起こし、行き足が良かったですね」と手応えを感じている。セット交換を施していない“純正”エンジンでは最強かもしれない。

　砂長自身も最近は地力急上昇中だ。A1レーサーとして走る今期も勝率は6.44と快調に飛ばしている。「エンジンと対話しながらですけど、最近はだいぶ調整力がついてきたのかな。だからA1にもなれたと思っています」。エンジンの性能は節ごと違う。うまくコミュニケーションして、パワーを引き出せているからこそ、勝率も上がってきた。

　初日は10Rの1回走りで6号艇。成長した今なら1、2着での舟券絡みが期待できる。