【からつボート G3ウエスタンヤング】登玉隼百 尼崎の元ボート少年は目標に向かって、まい進中

[ 2024年6月19日 04:30 ]

目標を初優勝に置く登玉隼百
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 ボートレーサーになるべくしてなった男、それが登玉隼百だ。

 「ボートレース尼崎の近くに住んでいて、父がボート好き。小さい頃は手をつないで行っていました。ボートレーサーになるものだと思っていて、高校の就職活動の時期に先生に“受けるから”と言って、USJでバイトしながらレーサーの試験を受けました」

 今年2月、地元尼崎で自身初優出を果たした。自らの“買いポイント”をこう語る。「4コースカドはスタート勝負したいと常に考えています」

 さらに3コースも見どころ十分。事実、今節3日目は「勝手に体が反応した」と、3コースから鮮やかな捲り差しを決めた。

 最後に目標を聞いた。「初優勝です。そのためには優出しないと。仕上げるのを早くして予選突破は絶対にしていきたい」。言葉に熱が込もった。

 今節はあと一歩及ばず。それでも着実に地力強化中。今後に期待したい。

 ◇登玉 隼百(とだま・はやと)1999年(平11)6月3日生まれ、兵庫県出身の25歳。兵庫支部所属。2020年11月に127期生として尼崎でデビュー。今年2月の尼崎で初優出。通算680戦86勝、1優出。1メートル68、血液型AB。

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