【向日町競輪　開設73周年記念「平安賞」】渡辺雄太　鋭く差し切る

[ 2023年8月31日 04:50 ]

　向日町競輪の開設73周年記念「平安賞（G3）」は31日に開幕。初日メイン特選12Rは北井佑季│渡辺雄太の南関勢が果敢に先手を握る。最後は渡辺が抜け出す展開とみた。もちろん唯一のS班となった佐藤慎太郎の強襲、地元・京都の山田久徳│村上博幸が気合十分に突破をはかる。　自力は北井、太田、坂井に山田久で四分戦。渡辺は自力でも強いが、ここは徹底先行型の北井をマークできる構成で番手絶好。北井がパワーで他派を封じ切り、渡辺が車間をあけて最後はG前差しだ。南関ラインでワンツーの（4）＝（3）が軸。

　S班の佐藤が坂井に前を任せ、巧みなコース取りから強襲は必至だ。和田が続く。地元の山田久│村上が位置にもこだわり気迫の一撃。村上がシャープに伸びてくる。太田がダッシュ力を生かすと山田英に出番。

　（1）佐藤慎太郎　オールスターは、終わって見れば自分が思ったよりも仕上げ切れていなかった。坂井君。

　（2）村上博幸　前回はコンディションも良かった。ここへ向けて悔いのない調整と仕上がりに。山田久君。

　（3）北井佑季　G1は簡単には前に出させてくれないです。前回は一走を除き力を出し切る走りができた。いつも通りに練習を。渡辺君の前で自力。

　（4）渡辺雄太　前回は脚の調子は良かったがレースがヘタでした。普通に練習をして調子は変わらず。北井さん。

　（5）太田竜馬　前回は現状持っている力なりに戦えました。終わってからはいつも通りに。自力。

　（6）坂井洋　前回はメンタルの弱さが出た感じに。終わってからはリフレッシュして練習を。感じは凄く良かったです。自力。

　（7）山田英明　前回は全体的に自分の走りはできた。腰痛が出やすくなったのでケアをしながら。太田君。

　（8）山田久徳　前回は自分が思っていたよりも調子は良かった。最終日の1着はもう少し自力で行けると自信に。自力自在に。

　（9）和田圭　前回は2勝ですが自転車と体がマッチしてなかった。今回でセッティングの目途をつけたい。佐藤さん。