【からつ・ルーキーS】定松　地元初優勝！インから1Mあっさり

地元からつで初優勝を決めて笑顔の定松
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　ボートレースからつの「ルーキーシリーズ第12戦スカパー！・JLC杯」の優勝戦が27日、最終12Rで行われ、地元の定松勇樹（22＝佐賀）がインからあっさり1M先取りに成功して逃げ切り、地元初V（通算3V）を決めた。2着は金田、3着は2周1Mで松本を差した宮田で決着。

　地元初Vの重圧から解放された定松はエンジン出しにも正解を出し、レース後は「（予選道中で）調整を外したことで悪いことが分かったのが大きかったですね。優勝戦の足は全てが良かったですよ。流れが良かった分、優勝しないとと思って緊張はかなりありました」と振り返った。

　手にした37号機に前検から好感触をつかんで初日からパワー全開。ドリームをカド捲りという衝撃的な勝ちっぷりで連勝発進。そのまま一気に行くかと思われたが、3日目前半戦はそれまでの足がなく2着敗退。だが、この足落ちがあってこそ、優勝戦では完璧な動きを得ることになった。

　「早く力をつけて記念で活躍したい。走る限りは優勝を目指していきます」

　意識する同じ佐賀支部の1期先輩・末永和也が2月若松九州地区選でG1ウイナーとなったことで、やる気は倍増。5月芦屋オールスターでSG初出場を果たしたが「力の差を感じました」と上の舞台では自分の未熟さを痛感。それも、いい刺激としてコツコツと前進する。