【福岡・世界水泳2023福岡大会開催記念・第2戦】明日開幕! 篠崎仁志V候補筆頭だ

[ 2023年7月26日 10:00 ]

実力伯仲の混戦を制して来月の地元SGへ弾みをつけたい篠崎仁志
Photo By スポニチ

 ボートレース福岡の7月最後の開催となる5日間シリーズ「世界水泳2023福岡大会開催記念・第2戦」が27日に開幕する。SG児島オーシャンカップからの転戦組が7人と、一般戦とは思えない超豪華メンバーが集結。7人とも8月22日から福岡で行われるSGメモリアルを控えているだけに、弾みをつける意味でも大事なシリーズになりそうだ。

 実力伯仲で誰が混戦を抜け出すのか予想は難しいが、優勝候補筆頭には篠崎仁志の名前を挙げたい。当地通算15Vは現役選手最多の数字。多少のパワー不足なら乗りっぷりの良さでカバーしてくる。好結果を出して来月に勢いをつけたい。

 瓜生正義は当地SG通算3Vの実績。21年グランプリ制覇後、優勝から遠ざかっているのがトピックスとなっているが、ビッグ戦線でもコンスタントに優出は重ねているので、あとはかみ合わせの問題だろう。

 茅原悠紀は照準を定めていた児島オーシャンカップ後のシリーズ。前走地でエネルギーを使ったので、気持ちがどこまで盛り上がるか。V歴もあるように水面相性は決して悪くない。

 池田浩二は優勝した20年4月以来、3年3カ月ぶりの当地参戦。久々のブランクは気がかりだが、池田の前ではそれほど大きな問題にはならないだろう。ウネリを乗り越える抜群のコーナーワークで見せ場をつくってくれるはずだ。

 前田将太は当地通算30優出8Vと福岡3場の中でも博多の成績が抜けていい。波を乗りこなすタイプなので、水面は荒れてもOK。柔軟なハンドルワークで頂点を狙う。

 他にも浜野谷憲吾、西山貴浩、大池佑来ら優勝争いに加わりそうなメンバーがズラリ。当地フレッシュルーキーで、7月からA1に昇級した篠原飛翔の活躍にも期待したい。

続きを表示

2023年7月26日のニュース