元西武・野田昇吾 ボートレーサー転身後、初の1着 辻前監督「うれしいのだ~」

[ 2023年7月10日 04:30 ]

22年11月、デビュー戦を観戦するためにボートレース戸田を訪れた辻発彦氏はレース後、ピットで野田昇吾と再会
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 プロ野球選手からボートレーサーに転身した元西武投手の野田昇吾(30=埼玉)が9日、戸田1Rで待望の初1着。地元で水神祭を挙げた。

 デビューから101走目での達成。5コースからコンマ07のトップスタートを決めると、スリットから力強く伸びて内4艇を一気にのみ込んで先頭。道中は6号艇の藤原仙二に迫られるシーンもあったが、追い上げを振り切って歓喜のゴールを駆け抜けた。

 22年11月のデビュー戦をレース場で応援した西武前監督で恩師の辻発彦氏(本紙評論家)は「野田昇吾、初勝利おめでとう 素晴らしいレースだったね 最高にうれしいのだ~ 今度お祝いしよう」とツイッターで祝福した。

 ◇野田 昇吾(のだ・しょうご)1993年(平5)6月27日生まれ、福岡県糸島市出身の30歳。鹿児島実では2年夏、3年春の甲子園に出場。西濃運輸を経て15年ドラフト3位で西武に入団。プロ通算成績は144試合登板で4勝1敗1セーブ、26ホールド、防御率3・09。21年10月に福岡・柳川のボートレーサー養成所に入所し、22年9月に卒業。131期生。埼玉支部所属。1メートル67、55キロ。血液型A。

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