【福岡・県内選手選抜・日本財団会長杯争奪戦】明日開幕!塩田北斗 一枚上の決め手

[ 2023年6月24日 10:00 ]

通算7Vの当地で覇権争いに加わる塩田北斗
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 ボートレース福岡の6月最後の開催となる6日間シリーズ「県内選手選抜・日本財団会長杯争奪戦」が25日に開幕する。今年は40歳以下の45選手が参戦。例年、お互いの意地がぶつかり合う激しいシリーズになるが、今年も例外なく盛り上がりそうだ。

 福岡巧者が集まる中でも当地通算7Vを誇る塩田北斗の決め手は一枚上と言っていい。昨年7月以降だけで当地で3V。優出=優勝というケースが続いている。5月のどんたく特選レースは珍しく機力出しに苦戦したものの、水準以上のエンジンさえ引けば確実に覇権争いに加わってくる。

 対抗格には古沢光紀を推したい。前回5月のどんたく特選はリズム良く勝ち上がり、予選トップ通過からの王道Vで通算3回目の福岡制覇。前走地芦屋では伸び型のペラ調整で新境地を開いていた。初日ドリーム戦は1号艇で登場。期待に応えたい。

 渡辺浩司はメンバー中最古参としての参戦。もちろん老け込むような年齢ではないし、高いレベルで安定している。かつては苦手意識の強かった福岡水面だが、17年以降だけで5Vと胸を張れる近況成績を残している。

 若松のイメージが強い池永太だが、当地も通算5Vを挙げている得意水面。5月どんたく特選レースは中堅機を戦える状態まで仕上げて優出。この経験は必ず今回に生きてくるはずだ。

 同じく若松巧者の仲谷颯仁は池永とは対照的に福岡成績はイマイチ。今年に入ってから2月、4月、5月と立て続けに福岡を走っているので、そろそろ結果を出したいところ。

 若手では当地フレッシュルーキーの篠原飛翔に注目。経験を重ねた福岡なら格上相手でも互角以上の勝負に持ち込めるはず。優出以上の成績を期待したい。

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2023年6月24日のニュース