【岸和田競輪G1「第74回高松宮記念杯競輪」3日目】碧衣GP決める(12R)

[ 2023年6月15日 04:50 ]

児玉碧衣
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 岸和田競輪の大阪・関西万博協賛G1「第74回高松宮記念杯競輪」(優勝賞金4590万円)は2日目、一次予選2走を連勝した脇本雄太が4日目「白虎賞」進出を決めた。きょう3日目は残りの東西一次予選2が行われる。またガールズ初のG1「第1回パールカップ」(優勝賞金490万円)は12Rで決勝戦が行われ児玉碧衣と久米詩を中心に「ガールズグランプリ2023」の出場権をかけた熱戦が繰り広げられる。

碧衣GP決める(12R)

 児玉が連勝で勝ち上がり完全復活をアピール。連日の積極的な走りは好調時そのもの。同じく連勝の久米は強敵になるが、実績と大舞台の経験でリード。ガールズG1初代Vを飾り、一気に年末のグランプリ出場を決める。
 久米は連日の逃げ切りで実力アップを証明する。自在に立ち回るレースもできるので、児玉にとって怖い存在だ。勢い十分に児玉を制するか。(1)=(2)が軸。坂口が強い気持ちで2強を崩すか。昨年グランプリVの柳原も虎視たんたんと強襲を狙う。小林が動く選手の後位をキープして迫る。
 (1)児玉碧衣 準決は冷静に運べた。自分のタイミングで仕掛けることができた。踏み出した感じは軽く、徐々に良くなっている。ゴールまでしっかり踏み込めた。初日は逃げることができたし、脚は仕上がっている。自力勝負。
 (2)久米詩 脚の感じは凄く良くて、初日よりもスムーズ。強い気持ちを持って走りたい。自力基本。
 (3)小林莉子 前々に踏んでいつの間にかあの位置にいた。初日よりいいと思ったが、久米さんが強くて。立川グランプリに出られるチャンスなので、そこを狙ってVを目指す。自在。
 (4)柳原真緒 坂口さんが思ったより早く来て難しい展開に。伸びた感じはしないけど、結果的に決勝に乗れて良かった。位置にこだわらないといけない体調面で、脚は普通。自力自在。
 (5)荒牧聖未 内に包まれながらも流れには乗れた。いつでも行ける態勢は整っていた。初日より準決の方がいい。前々に力を出し切る。
 (6)坂口楓華 最後は必死だったので覚えてない。脚は大丈夫なので、後は自分の問題。自力で。
 (7)那須萌美 脚は問題ない。動く人が多いので、いい位置を取りたい。

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2023年6月15日のニュース