【立川記念】新田 節目10度目の記念制覇!「4連勝初めて」

[ 2023年1月8日 04:55 ]

立川記念を優勝した新田祐大                             
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 立川記念決勝 新田祐大(36=福島・90期)が21年12月の伊東以来、通算10回目の記念優勝を飾った。

 レースは新田がスタート。新田―佐藤―佐々木―松井―郡司―和田―岡村―高橋―北津留で周回。赤板から松井ラインが上昇して仕掛けると新田も踏んで松井に飛び付く。松井の後ろは内が新田―佐藤―佐々木、外が郡司―和田―岡村で並走が続く。最終1Cで新田が郡司に競り勝って松井の番手。最終2角から北津留が捲ると新田も合わせて番手捲り。新田が直線踏み勝ち優勝、北津留が2着。

 新田は「うれしい。(記念の)4連勝は初めてです」。今年初優勝を完全Vで飾った喜びを語った。そして「(レースは)スタートを取って(松井の仕掛けに)出遅れないように、後ろにならないように。(松井の後ろで並走は)僕自身もきつかったけど、外の郡司君もきつかったと思う。北津留君は僕と郡司君の勝ち負けがついたら(捲って)来るだろうなと。松井君がペースで駆けていたので厳しかったが、最後はがむしゃらに踏んだ」と冷静にレースを振り返った。

 「昨年は苦しい戦いの中で報われること(寛仁親王牌優勝でグランドスラム達成)もあった。今年も一戦一戦、頑張る」。表彰式ではファンに「年末のグランプリに来られるように」と今年の抱負を語った。今年のグランプリは立川競輪場で開催。立川優勝で始まった新田は立川優勝で終わることが今年の目標になる。

 【次走】新田祐大は12~15日の和歌山記念、2着の北津留翼は20~22日の小倉F1、3着の松井宏佑は15~17日の広島F1。

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2023年1月8日のニュース