【船橋11R・ダイオライト記念】ミューチャリー地元初戴冠

[ 2022年3月23日 05:30 ]

地元船橋で重賞6勝目を狙うミューチャリー
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 21年地方年度代表馬(6)ミューチャリーが3戦ぶりにダートグレード制覇を決める。昨秋、金沢JBCクラシック(10・5F)で殊勲の星。2歳時から活躍するスターホースは成熟の域に達している。前走はフェブラリーS1秒3差10着。南関では7・5~10Fの重賞を制しているが、東京マイルの高速決着でV時計がレースレコードではさすがに厳しかった。直線勝負だけではなくレースぶりに幅が出たし、初距離も金沢のレースぶりから不問。このメンバーなら初の地元重賞奪取だ。

 対抗は川崎ノーヴァレンダ。中央所属時に全日本2歳優駿V。年末年始の連勝内容から交流重賞でも好勝負できる。中央の充実5歳ヴェルテックスが続く。

 ▼エブリワンブラック(武幸師)前走は早く動いて最後も伸びているが、名古屋は直線が短いから。距離は心配ないが左回りに良績がないのがどうか。

 ▼トーセンスーリヤ(橋本師)前走は改めて能力の高さを感じた。中間の調整もうまくいった。56キロの重量を生かして変わり身を。

 ▼メイショウカズサ(安達師)前走は58キロを背負ったのもあったが太かった。どこまで絞れ、いかに集中力を切らさずに走れるか。勝てる力はある。

 ▼フレッチャビアンカ(川島一師)前走で距離適性が改めて分かった。無理ないローテーションなので状態も凄くいい。試金石の一戦。

 ▼ミューチャリー(矢野師)仕上がりは問題ないと思う。ハミの取り方が鍵だが距離は大丈夫。56キロも魅力。

 ▼エルデュクラージュ(川島一師)追い切りの動きも凄く、かなり上昇している。年齢的な衰えもなく、いい競馬ができそう。

 ▼ダノンファラオ(安藤助手)放牧で太りやすいので1カ月前に入れてプールも併用。しっかりやっている。体が絞れれば。万全を期して今回(ゲート内で)尾を持ってもらう予定。

 ▼セイカメテオポリス(渡辺和師)近走は堅実に走ってくれているし、長距離はいい。状態は良く、末脚を生かして頑張りたい。

 ▼ノーヴァレンダ(内田師)このレースを目標に間隔を空けて順調に調整できた。距離がどうかだが、勢いがあるし楽しみな一戦。

 ▼エメリミット(林正人師)前走はハナに行ったのが裏目に出た。今は状態が上がってきている途中。強い相手にどこまでやれるか。

 ▼ヴェルテックス(吉岡師)状態はいい意味で変わりない。前走はコース形態が合わなかった。今回はスパイラルカーブ。押し上げていく形になると思う。何とか勝ち切りたい。

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2022年3月23日のニュース