【セントウルS】メロディ軽やか始動 短距離春秋戴冠へ“完成の域”

[ 2019年9月3日 05:30 ]

ミスターメロディ
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 サマースプリントシリーズ最終戦の「第33回セントウルS」(8日、阪神)には、春の高松宮記念を制したミスターメロディが登場する。夏場をじっくり休養に充て、8月に入ってから徐々にピッチを上げてきた。G1馬の秋始動戦に注目が集まる。順調に夏を過ごしていたが、春まで担当していた大当助手が調教中に負傷。今回から新たに担当を務めることになった加地助手は「前との比較はできないけど、やっぱり馬はいい。乗っている人は“バランスが良くなってコントロールも利いている”と言ってくれてます」と順調ぶりをアピールする。

 1週前には福永を背にCWコースで4F51秒8~1F11秒7の好時計。鞍上も「春とは筋肉の感じも違うし、雰囲気が出てきたね。完成に近づいている」と成長を感じ取っていた。ここはあくまで前哨戦だが「メンバー的には抜けている。いい形で本番に行ければ」と加地助手。昨年スプリントG1春秋制覇を果たしたファインニードルは、セントウルSを制して本番も快勝。新王者も始動戦で弾みをつける。

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2019年9月3日のニュース