【徳山・ルーキーシリーズ】島村 差して今年3度目V

[ 2019年8月9日 05:30 ]

今年3Vを決めガッツポーズで応える島村
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 ボートレース徳山「ルーキーシリーズ第12戦」の優勝戦が8日、最終12Rで行われ、島村隆幸(徳島=28)が2コースから差して優勝。通算9回目、今年3度目のVを飾った。2着に椎名、3着には石丸が入った。

 進入は動く気配もなく123・456の隊形。1号艇の椎名がタッチS、2号艇の島村が素早く差してバックでグイグイ引き離し先頭に立ち押し切った。序盤戦まで島村の機力はピリッとしていなかった。しかし、走るごとにパワーアップに成功。さらに準優戦は出足、行き足、レース足を全てしっかり仕上げていた。

 優勝インタビューでは「本当に優勝できると思っていなかったけど、椎名君がターンマークを外したので、抜かれないように走りました」と、レースを振り返った。「先日のびわこの記念で同期の丸野選手がG1初優勝を決めてSGの権利を獲得したので刺激を受けました」と言う。

 島村はこの優勝の勢いに乗り、来月のヤングダービーでは、さらに上を目指す構えだ。「また徳山に来た時はいいレースをしたい」と、引き締まった表情で徳山プールを後にした。

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2019年8月9日のニュース