【梅ちゃん先生 特別編】27日東京11R グレイシアで堅い

[ 2018年10月27日 08:00 ]

 真のオープン馬に脚質なしという。アルテミスSのグレイシアは新馬戦を後続に6馬身差で逃げ切り、2戦目のアスター賞は出遅れて最後方から追い込んだ。2歳馬にして変幻自在。「凄い馬ですよ」と管理する栗田徹師が言えば、来年2月で定年を迎える義父・栗田博師も「あの馬の母(クーデグレイス)も半兄(ブラックプラチナム)も預からせてもらっているが、ついに大物が現れた」と語る。

 ♪後ろから前からどうぞ…レースの中に隠した熱い野生…二つの戦法を持つ、そんなあなたが好き…。平井の酒場「ゆがふ」。常連の金城は昭和の終わりにヒットした畑中葉子の替え歌を口ずさむ。「グレイシアの頭は硬えな。相手はどれだ?」。金城の差し出した競馬新聞に赤鉛筆で印をつけてやった。同じ2枠のシェーングランツ。前走はソウルスターリングの半妹にふさわしい圧勝劇だった。

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2018年10月27日のニュース