【RIZIN】フジテレビ社員ウザ強無念KO負け「恥ずかしい。口だけ番長でイタい」「会社と話し合う」

＜RIZIN男祭り＞防戦のウザ強ヨシヤ（撮影・西尾　大助）
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　「RIZIN男祭り」は4日、東京ドームで行われた。

　63キロ以下ワンマッチでフジテレビ社員のウザ強ヨシヤ（28＝Fight　Club428）と元K－1ワールドGPライト級王者・朝久泰央（27＝朝久道場）が対戦。ウザ強は序盤からリングを広く使いながら逃げ回るようなトリッキーの動きで相手を翻弄（ほんろう）する。朝久の強烈な左ストレートを被弾してダウン。パンチの連打から左膝蹴りで2度目のダウンを喫した。2ラウンド（R）も右フックをもらい、ダウン。動きが鈍くなったところを左ハイキックで1分16秒、TKOで敗れた。

　ウザ強はフジテレビの社員。失墜したフジのイメージ回復を誓い、勤務先の了解なしに参戦を決めた。フジ側と面談を重ねる事態となり、大会前に戒告処分を受けた。

　インタビューではウザ強は「正直、あんまり覚えていないし、恥ずかしい。口だけ番長でイタい。それだけ」と悔しさいっぱい。対戦相手の朝久には「ちゃんと格闘技一筋ちゃんとやってきた人、リングで強さを感じた」と完敗を認める。

　会社には「挑戦することは見せられた。会社に残れるのなら番組を作りたい。勝手な行動は自覚している」と今後、会社と再び話し合い、どういう処分が下されるか注目だ。