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堤聖也VS比嘉大吾 世界戦で再戦…勝負分けるポイントは?元世界王者プロモーター「技術はトップレベル」

[ 2025年2月18日 19:09 ]

<Prime Video Boxing 11会見>フォトセッションでポーズを決める堤(左)と比嘉(撮影・木村 揚輔)
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 「トレジャーボクシングプロモーション」の代表で元WBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪氏(33)が18日までに「トレジャーボクシングプロモーション」の公式YouTubeチャンネルを更新。24日の「Prime Video Boxing 11」(有明アリーナ)で行われるWBA世界バンタム級王者・堤聖也(28=角海老宝石)が同級7位で元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(29=志成)を迎え撃つ初防衛戦について展望した。

 両者は20年10月にノンタイトル戦で対戦し、引き分けている。プライベートでも一緒に食事に行く友人同士。

 挑戦者の比嘉は、昨年9月にWBO世界バンタム級王者・武居由樹(大橋)に挑み、ダウンを奪いながらも0-3判定負け。2階級制覇を逃し、試合直後の会見では引退も示唆していたが、再起を決意。2戦連続で世界タイトル戦となった。伊藤氏は「これは持っているのか、一度気持ちが終わってるのか…俺だったらこの試合は勝てないと思う」と口にした。

 王者の堤はいろんな経験をした上で、昨年10月に同学年の前WBA世界同級王者・井上拓真(大橋)に3-0で判定勝ちし、プロ14戦目で世界王座を獲得。堤についても「一定の満足感があると勝負は分からない」と語った。

 再戦となる今回の試合は「気持ちの勝負」になると分析。そしてシーソ―ゲームにはならずはっきりとした決着になるという。「2人の技術はトップレベル。比嘉選手は前回負けて引退示唆したら気持ちの持って行き方が難しい。気持ちの強さは試合序盤から出ると思う」と説明した。

 比嘉に対しては、バンタム転向後は以前のようなパワーが感じられないため堤の方が有利だと予想した。「引き出しの多さもそうだけどメンタルも凄く強い。気持ちの差が出ると思う」と話した。

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