矢吹正道VSアンヘル・アヤラ　元世界王者の伊藤雅雪氏「ちょっと距離のある選手がかみ合う」

矢吹正道
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　「トレジャーボクシングプロモーション」代表で元WBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪氏（34）が5日までに「トレジャーボクシングプロモーション」公式YouTubeチャンネルを更新。3月29日に愛知県国際展示場で開催されるIBF世界フライ級タイトルマッチについて語った。

　試合は同王座を保持するアンヘル・アヤラ（24＝メキシコ、18勝8KO）にIBF世界ライトフライ級王者の矢吹正道（32＝LUSH緑、17勝16KO4敗）が挑む。矢吹はライトフライ級の世界王座を保持したまま、1階級重い世界王座で「同時2階級制覇」に挑戦する形だ。伊藤氏は「ライトフライ級の選手は“返上して、決定戦をやらせてよ”と思っている」とIBF同級1位クリスチャン・アラネタ（フィリピン）や2位タノンサック・シムシー（24＝タイ）の立場から代弁した。

　勝負の行方について伊藤氏は「矢吹選手が勝つと思う。アヤラに対してはカウンター系というか、ちょっと距離のある選手の方がかみ合うと思う。矢吹選手も結構いくから激闘になれば分からないけど」と話し、中間距離の戦いに自信を持つ矢吹が必要以上に好戦的な立ち回りを見せなければ優勢と見立てた。