京口紘人「評価は落ちてない」 判定勝ちで初タイトルを獲得した那須川天心を評価「確実に実力を付けてる」

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プロボクシング前WBA世界ライトフライ級スーパー王者で世界2階級制覇王者の京口紘人(30=ワタナベ)が22日に自身のYouTubeチャンネルを更新。14日に開催された「Prime Video Boxing 10」(有明アリーナ)でWBOアジア・パシフィック・バンタム級新王者に輝いた那須川天心(26=帝拳)について語った。
那須川にとってボクシング転向後、初タイトル戦となったこの試合。
対戦相手であるジェルウィン・アシロ(フィリピン)がなかなか出てこないため苦戦しながら、右ジャブからリズムをつくりカウンターの左で応戦。9回には強烈な左ボディーで相手が体勢を崩し、ダウンの判定。最終10回には偶然のバッティングで左目上をカット。思わぬアクシデントに見舞われながらも大差の判定勝ちを収めてボクシングキャリアでの初ベルト獲得となった。
京口は試合を見た時に「アシロ選手強くね!?」と思ったという。「スピードあるし、反応速度速い。パンチャーではないけど、カウンターパンチャーでとにかく目が良いという印象だった。天心が今まで戦ってきた選手の中では、トップで良い選手だったんじゃないかなと思った」と説明した。
対して天心はジャブのクオリティーが高かったと分析。「映像で見てて、天心が淡々とポイント取っている印象だった」と振り返った。
ダウンシーンついては「アシロ選手は気の毒だった。スリップでも良かったと思う」と話しながらも「それがスリップだったとしても普通に勝ったと思う」とつづけた。
「スピードあって、ボクシングスキルが高い選手にああいうボクシングが出来た天心の評価は落ちてない。確実に実力を付けてると思う。今回はサウスポーでスピードある選手に勝つボクシングができることを証明した」と総括した。
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