余命2カ月のレフェリー「数日前に急遽搬送」も2日BD「会場に少し顔を…」支援応援に「お礼が言えたら」

格闘技イベント「BreakingDown」で公式レフェリーを務める氏(51)が1日、自身のX(旧ツイッター)を更新。数日前に「急遽搬送」されたことを報告するとともに、「輸血対応」で回復し、2日に行われる「BreakingDown12」(アリーナ立川立飛)の会場に顔を出すことを明かした。
鬼木氏は「体調を崩してしまい急遽搬送されました」と投稿。続けて「もう家に帰れないかもと心配になりましたが、まぶたの裏の白さで貧血に気づいてもらい、血液検査を経て、輸血対応してもらいました。輸血のおかげで体調も良く無理をしない外出なら許可が降りたので、ブレイキングダウンの会場に少し顔を出せたらと思っています。応援、力になってくれた選手、関係者の皆様に直接お礼が言えたら嬉しいです」と病院での検査、輸血により回復したことと、医者の許可が下り、2日の「BreakingDown12」の会場に「少し顔を出せたら」と報告した。
鬼木氏は5月に入ってから「私、鬼木貴典はこれまでメインレフェリーとしてお手伝いさせて頂いていた、次回大会のブレイキングダウンのお仕事を辞退させて頂くことになりました。私事で、大好きなブレイキングダウン関係者の皆様をはじめ、格闘技関係者の皆様、選手、お客様に大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。理由と致しましては、ステージ4の癌です。数年前から患っていたのですが、病状が悪化し足が思う様に動かなくなり、サイドステップ、バックステップなどレフェリーに必要な機敏な動きが出来なくなりました。今は筋肉が日々減少し歩くだけでも身体に激しい痛みが走ります」とステージ4のがんで闘病中であることを告白。さらに「医師からもこれ以上手立てがありませんと告げられ、医師から告げられた余命も残り2ヶ月をきりました」とすでに余命宣告されていと公表していた。
この衝撃の事実を受け格闘界に支援の輪が広がり、BreakingDownの溝口勇児COOが発起人となりクラウドファンディングを実施。約4時間で目標額の1000万円をはるかに超える、約4500万円を集め「早期終了」していた。溝口氏はXで協力者に感謝。そして「今回のゴールは鬼木さんがBreakingDownのリングに上がること…奇跡を我々に見せてください」と熱いエールを送っていた。
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