内藤大助氏「時間ないんじゃないかな？実現したいなら…」　井岡VS田中の再戦の可能性について言及

内藤大助氏
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　プロボクシング元WBC世界フライ級王者の内藤大助氏（49）が6日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。先月24日の世界タイトルマッチで史上最速プロ21戦目で世界4階級制覇を達成したWBO世界スーパーフライ級王者・田中恒成（28＝畑中）について言及した上で、WBA同級王者・井岡一翔（志成）とリベンジマッチの可能性について語った。

　世界最速の4階級制覇がかかった世界タイトルマッチで田中は8回にダウンを奪うなど完勝の内容で判定3―0で日本男子3人目の世界4階級制覇を達成した。

　内藤氏は「ひと言でいえばボディーが良かった。凄い上手かった。前よりも強くなっているし、年齢も若いからまだ強くなる」と称賛した。

　田中は試合後に「スーパーフライ級で4団体制覇する目標を持っています。井岡選手へのリベンジも目標にあります」。IBF同級王者フェルナンド・マルティネス（アルゼンチン）から王座を奪い、ベルト2本を手にして「井岡さんへのリスペクト」をリベンジ要求した。

　内藤氏は井岡VS田中の2度目の対戦の可能性については「（井岡が）時間ないんじゃないかな？」と消極的なコメントを残した。「井岡選手はボクシング最終章に入っているからね…ボクサーってモチベーションが一番ですし、試合も多くできるわけではない。だから実現したいなら急いだ方がいいかなと思う」と説明した。