ボクシング・力石政法、イタリアでWBC世界王座の挑戦者決定戦へ出場

力石政法
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　プロボクシングWBC世界スーパーフェザー級5位の力石政法（LUSH緑）が3月22日にイタリア・ローマでWBC同級挑戦者決定戦で同級6位・マイケル・マグネッシ（イタリア）と対戦することが決まった。力石と専属プロモート契約を結ぶ亀田プロモーションが5日、発表した。この試合にはマグネッシが保持する、日本ボクシングコミッション（JBC）未公認の同シルバー王座もかけられるという。

　世界王座への挑戦者決定戦に初出場となる力石は「勝てば世界王座挑戦につながるチャンスを作っていだき感謝しています。初の海外での試合になりますが、しっかりと準備して、勝って世界挑戦の権利を獲ってきます。応援よろしくお願いします」と意気込みを表明した。

　力石が所属するLUSH緑ジム（1日付で緑ジムから改称）の松尾敏郎会長は「なかなか世界王座挑戦への機会が見つからなかった力石ですが、このたび世界挑戦者決定戦出場への機会を作っていただき感謝しています。敵地での一戦となりますが、力石とともに世界王座への挑戦権を獲得してきます。応援のほど、よろしくお願いいたします」との談話を寄せた。

　また、力石をプロモートする3150FIGHTの亀田興毅氏は「2023年11月に開催されたWBCの総会に出席した際に、力石選手の世界王座挑戦を求めてWBC・マウリシオ・スライマン会長と協議し、イタリアのプロモーター・ブランコ氏と交渉を行いました。軽量級に比べ、世界的に選手層が厚く世界王座への挑戦が比較的難しいスーパーフェザー級で、ようやく力石選手の世界王座挑戦へとつながるチャンスを作ることができ、うれしく思います。マグネッシ選手陣営が、日本ではまだ未公認のシルバー王座のタイトルマッチとしての開催を強く希望したため、力石選手にとってはアウェーでの戦いとなりますが、万全な体制で力石選手の勝利をサポートしていきたいと思います」とコメントした。