井上尚弥 26日の4団体王座統一戦へ タパレスと笑顔で握手「いよいよだなという気持ち」

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プロボクシングWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(30=大橋)とWBA&IBF世界同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)の記者会見が24日、横浜市内のホテルで行われた。26日の4団体王座統一戦を前に対面を果たした両者。井上にとっては史上2人目の2階級4団体王座統一が懸かる一戦となる。
7月25日のフルトン戦後のリング上以来、約5カ月ぶりの再開を果たした両者。フォトセッションが終わると井上は笑顔で右手を差し出しタパレスとの健闘を誓い合った。史上2人目の4団体王座統一が懸かる井上は「もういよいよだなという気持ち。明後日には無事に試合が行えるんだという楽しみでいっぱい」と高揚感を口にした。
黒、緑、赤、えんじ色の4団体のベルトを前に「自分自身のコンディションはいつも通り。抜かりなく仕上げてきたので、あとは計量を終えて試合に備えるだけ」と順調な調整ぶりを伺わせた。
タパレスの印象については「しっかりとトレーニングを積んで仕上げてきたなというイメージが凄く強い」と話した。20日の公開練習時に「井上に勝つ可能性は2000%」と挑発を受けたことには「記事でも見ましたし、そのくらいの自信がなければ面白い試合にならないと思う。自分としては、そのくらいの意気込みで来てもらった方が面白い試合になると思う」と余裕を漂わせた。
「どんな展開になってもしっかりと勝ちを手にする試合をしていきたい。その中でチャンスがきたら、そこをしっかりと逃さないようにしたい」とKO決着へ静かに闘志を燃やした。
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