赤井英和の息子・英五郎VS伊吹吾郎の孫・遼平 15日新人王で激突 赤井「共感できる」伊吹「自信ある」

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15日、東京・後楽園ホールで開催されるプロボクシング東日本新人王トーナメントミドル級準決勝で「浪速のロッキー」と呼ばれた元プロボクサーで俳優の赤井英和(64)の長男、英五郎(28=帝拳)と俳優の伊吹吾郎(77)を祖父に持つ伊吹遼平(27=三迫)が対戦する。
父と祖父が著名人という注目カードが実現する。14日に都内で行われた前日計量では、赤井がリミットより400グラム軽い72・1キロ、伊吹がリミットの72・5キロでパスした。写真撮影で伊吹と対面した赤井は「いやあ、イケメンでしたね」と笑顔。髪をシルバーに染め上げ、気合十分の伊吹も「(赤井との対戦が決まったとき)高揚感がありました。絶対盛り上がる試合になるだろうな、と思った」と対戦が待ち切れない様子だ。
赤井はここまで2勝2敗2KO。21年9月のデビュー戦となった東日本新人王同級4回戦では1回TKO勝利負けを喫するも、今年7月の東日本新人王同級4回戦では1回TKO勝利でトーナメント初戦を突破した。
対する伊吹は5月の東日本新人王同級4回戦で2回TKO勝利でデビュー戦を白星発進。同試合を現地で観戦していた赤井は「やっぱパワーがあると思う。そのパンチを受けすぎると、相手も調子が上がってくると思う。どっちが自分の好きなパンチが当たるかがキーになる」と警戒する。
白星デビューした伊吹だが、前戦は体力不足を露呈し、以降は次戦に向けて体力を強化。ダッシュ系の練習を増やし、スパーリングも週1回のペースで行い「めちゃくちゃしんどかった」と振り返りながら弱点の克服に自信。「距離を空けて一発もらうと、多分お互いすぐ倒れてしまう。そういう危険性を考慮して、もうずっと前に出続ける」インファイトを宣言。時代劇「水戸黄門」で格さん役を務めた祖父にあやかり、前戦は印籠を持参し会場を沸かせた伊吹は試合後、「名前が先行しないように」と新人王決勝まで印籠“封印”宣言をしていたが、「トレーナーからやっぱり(印籠を)出さないとダメだよと言われたので当日は持って行きます」と苦笑いを浮かべる。
15日は赤井英和と伊吹吾郎はとも会場に駆けつける予定。赤井英五郎は「家系では考えていないが(著名人が家系にいると)自分を輝かせるのに必死だと思う。そういう意味では共感できるところもある。心してかかりたい」と気を引き締めていた。
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