天心「鳥のさえずりが心地良いし、空気もおいしい」 走り込み合宿公開 プロ2戦目は9月中旬予定

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プロボクシング日本スーパーバンタム級7位で、東洋太平洋同級8位の那須川天心(24=帝拳)が7日、千葉県成田市のゴルフ場で行っている練習を公開した。
格闘技人生で「初めて」と話す走り込み中心の合宿を、4日から同ジムの5選手と行っており「気分的には良い。鳥のさえずりが心地良いし空気もおいしい」と充実の表情。一方で朝は5時の起床から約10キロのランニング、午後はダッシュ系をこなす2部練習に「アップダウンの激しいコースで自分の気持ちもアップダウンしている。何のためにやるんだろうな、という思い」と正直な感想。連日、全身の筋肉痛と闘いながらも充実の日々を送っている。
4月のボクシングデビュー戦では3―0判定で完勝。ランキング入りも果たしたが、「あ、入ってたんだという感じ。そこを目標にしているわけではないので」と約3週間の休養期間を経て始動。「毎日、前回できなかったことを重点的に取り組んでいる。今後、長いラウンドを戦うことになると思うので、体力を付けないといけない」とプロ2戦目へスタミナ強化に励んでいる。
帝拳ジムの本田明彦会長(75)によると次戦は9月中旬に、WBA&WBC世界ライトフライ級統一王者の寺地拳四朗(31=BMB)の防衛戦とともに行うことを予定しているという。米国合宿などを経てプロ2戦目へ臨む那須川は「きつい練習に心が折れそうになるけど、日々楽しい。ここからさらに強くなって、皆さんをあっと驚かせる試合をしたい」とさらなる成長を誓った。
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