保田　新王者に涙…「課題を克服して上を目指したい」

WBOアジアパシフィックライト級王座決定戦12回戦　   〇同級1位　保田克也《判定勝利》同級2位　アピチェット・ペッチマネー● （ 2023年6月3日    後楽園ホール ）

WBOアジア・パシフィック王者となった保田
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　プロ12戦目で初のタイトル戦となった保田が、3―0の判定勝利で新王者となった。ベルトを手にしリング上で目を赤くした保田は「あれで泣かない人っているんですかね？めちゃくちゃうれしい」と興奮気味に振り返った。

　4回に右フックでダウンを奪ったが、その直後にカウンターの右ストレートを被弾してダウン。終盤は、頭を下げて密着する相手に苦戦しながら、単発の左を当ててポイントをかせいだ。「王者となってもまだまだ自分は底辺だと思っている。課題を克服して上を目指したい」と慢心はなかった。