具志堅用高氏　兄・井上尚弥との違い「拓真チャンピオンはもっと見せ場を作らないと」

具志堅用高氏
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　WBA世界ライトフライ級を13度防衛した具志堅用高氏（67）が17日、自身のYouTube「ネクストチャレンジ」を更新。兄・尚弥が返上したWBA世界バンタム級のベルトを取り戻した井上拓真（大橋）の課題を指摘した。

　8日の王者決定戦について、具志堅氏は「1ラウンドから12ラウンドまで同じボクシング。お客さんは高いチケットを買っている。プロなんだから見せ場を作らないと」と厳しい意見をぶつけた。

　試合は拓真の完勝と認めたが、兄・尚弥との違いに「瞬発力」「パンチの切れ」を挙げ、「右ストレートはいいものを持っている。尚弥チャンピオンは狙って当てているが、拓真チャンピオンは距離感がつかめていない、パワーも思い切りもあるが当たっていない」と指摘した。