ピーター・アーツ　ボブ・サップのボイコットで石井館長から直前オファーで現金渡された！「そのお金で…」

ピーター・アーツ
Photo By スポニチ

　K―1で3度の王者に輝いたピーター・アーツ（52）が、15日に更新された元K―1　WORLD　MAX世界王者でタレントの魔裟斗のYouTubeチャンネルにゲスト出演し、対談した。06年にボブ・サップの代役で急きょアーネスト・ホーストと戦った裏話を明かした。

　対談中に魔裟斗は「あれ？ボブ・サップが逃げちゃって、代役といきなり試合したのってピーターじゃなかったかな？」と思い出すとアーツは「違う、俺はアムステルダムで試合している。ホーストとの試合でボブ・サップは逃げた」と訂正して、当時のエピソードを話した。

　06年5月に開催されたK―1オランダ大会のメインイベントはホーストVSサップのはずだった。しかしサップは、大会前日からボイコットした。

　アーツはその大会の前日に行われたパーティーに参加していた。少し酔っぱらっていたアーツに石井館長が直前ながらも試合オファーをした。アーツは「問題ない」とオファーを了承しながらも、本当はあまりコンディションが良くない中でホーストと戦った。

　このエピソードを聞いた魔裟斗は「館長は、その時に現金を持ってきたの？」と質問すると、アーツはサムズアップしてニンマリとした表情。「翌日、買い物に行ってそのお金でメルセデスを買ったんだ」と語って大きく笑った。