堤駿斗が5・31東洋太平洋フェザー級王者決定戦 プロ3戦目での奪取なら国内最速記録

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ボクシングの志成ジムは3日、都内で会見を開き、5月31日に東京・後楽園ホールで開催する興行「LifeTime Boxing Fights14」で日本フェザー級6位、東洋太平洋同級3位の堤駿斗(23=志成)が東洋太平洋同級王座決定戦に出場すると発表した。世界挑戦経験を持つ東洋太平洋同級4位ジョー・サンティシマ(26=フィリピン、22勝19KO5敗)と対戦する。プロ3戦目の堤が勝てば元世界3階級制覇王者の田中恒成(27=畑中)と元東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック・フェザー級王者の清水聡(37=大橋)の4戦目を抜き、国内最速記録での東洋太平洋王座獲得となる。興行は堤が初めてメインを務め、ABEMAで生配信される。
アマ13冠の堤は昨年7月に史上9人目となる8回戦プロデビューを果たし、試合中に両拳を痛めながらもジョン・ジェミノ(31=フィリピン)に3―0で判定勝ち。同年大みそかの2戦目では元東洋太平洋スーパーバンタム級王者ペテ・アポリナル(27=同)に3―0で判定勝ちして日本ランキング入りしていた。サンティシマは20年2月に当時のWBO世界スーパーバンタム級王者エマヌエル・ナバレッテ(28=メキシコ)に挑戦して11回TKO負け。直近では昨年12月に現日本同級2位の下町俊貴(26=グリーンツダ)に判定負けしていた。堤は5日から米ラスベガスで約1カ月、強化合宿を行ってプロ初タイトル戦に備える。
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