日本バンタム級王者の堤がKO初防衛 指名挑戦者の南出「ベルト磨いておけ」王者「寝言は寝て言え」
プロボクシング日本バンタム級タイトルマッチ10回戦 ( 2022年10月20日 後楽園ホール )

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日本バンタム級王者の堤聖也(26=角海老宝石)が同級7位の大嶋剣心(27=帝拳)に9回2分42秒TKO勝ちし、今年6月に獲得した王座の初防衛に成功した。堤は9戦7勝(6KO)2分け、澤田京介(JOBスポーツ)に5回負傷判定負けした2月の日本バンタム級王座決定戦以来、2度目のタイトル挑戦だった大嶋は11戦7勝(3KO)3敗1分け。
慎重に立ち上がった堤に対し、どっしり構えた大嶋はジャブが切れて序盤はペースをつかんだ。しかし4回、立ち上がりに右をヒットさせた堤は一気にペースアップ。連打で大嶋を後退させ、5回には強烈な左フックを当てた。5回終了時の公開採点ではいずれも48―47でジャッジ2人が大嶋、1人が堤を支持した。
堤は左フックに加えて左ジャブもさえ始め、7回には右フックか連打を畳みかけて右ストレート、アッパーで反撃を試みる大嶋を圧倒。9回、フラフラになった大嶋に右フックを打ち込んで倒すと、レフェリーがノーカウントで試合を止めた。
試合後のインタビューで堤は「大嶋選手が強いのは分かっていたが、もっといいパフォーマンスでできると思っていた。今日の内容は悔しいです」と反省。だが、セミファイナルで日本王座挑戦権を獲得した同級1位の南出仁(27=セレス)がリングに上がり「勝つのは強い堤君と思っていたのでよかった。ボクは強いですよ。覚悟してベルトを磨いて待っておけ」と挑発すると、「寝言は寝て言えよ」と反論。「今日の試合内容ではデカいことは言えないけど、同い年でリスペクトしている南出選手に勝って、少しでも自信をつけたい。普通に勝てると思っている」と言い返した。
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