スーパーバンタム級王者・金子が雪辱期して参戦　K―1よこはまつり

ジョーダン・スウィントンとの対戦が決まったスーパーバンタム級王者の金子晃大（C）K－1
Photo By 提供写真

　「K―1　WORLD　GP　2022　JAPAN～よこはまつり～」（9月11日、横浜アリーナ）の会見が3日、都内で行われ、スーパーバンタム級王者の金子晃大（25＝三軒茶屋シルバーウルフ）がワンマッチでジョーダン・スウィントン（英国）との対戦が決まった。

　金子は今年2月の東京体育館大会の王座決定トーナメントを制して初戴冠を果たした。だが、6月の「THE　MATCH」ではRISEの鈴木真彦に判定負け。「チャンピオンにふさわしいところを見せられていない。もっと見せたい」と雪辱を期し、王者として初めてK―1のリングに上がる。

　プロ17戦目で初の外国人選手との対戦となる。対戦相手はムエタイルール中心で戦っているが、パンチ、ローキックでガツガツ来るタイプ。金子は「ガンガン前に来て、かみ合うと思う」と打ち合いを歓迎し、「KOを見せたい」と誓った。

　また、15年にボクシングのWBAスーパーフェザー級スーパー王者・内山高志に挑戦したジョムトーン・ストライカージム（タイ）の初参戦が決定。ムエタイのラジャダムナンで4階級制覇、WBCムエタイ3階級制覇の実力者は、スーパーウエルター級のワンマッチでアビラル・ヒマラヤン・チーター（ネパール）と対戦する。

　参戦予定だったマハムード・サッタリ（イラン）は練習中に腰を負傷して欠場。第5代スーパーフェザー級王座決定トーナメントへの出場が決まっていたベイリー・サグデン（英国）は右足首骨折のため、代わりにスタウロス・エグザコスティディス（ギリシャ）が出場する。