魔裟斗“裏メイン”ともいわれる海人VS野杁正明の展開予想　スタイルが似ている2人のキーポイントとは？

魔裟斗
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　元K―1世界王者でタレントの魔裟斗（43）が14日、自身のYouTubeチャンネルを更新。19日の「THE　MATCH　2022」（東京ドーム）で行われるシュートボクシングの絶対的エースで現在11連勝中の海人（TEAM　F.O.D）と現K―1ウェルター級王者の野杁正明（SAGAMI―ONO　KREST）の試合展開を予想した。

　この試合が決まる前から格闘技ファンから実現を熱望されていた海人VS野杁。魔裟斗も対戦が決まる前からこのカードが見たいと話していた。格闘技関係者の中ではこの一戦を今大会の“裏メインインベント”と位置付けてる人も多いという。

　魔裟斗は「試合が始まる前のコール時にコーナーで立っているたたずまいがそっくり。ほぼ一緒」と2人ともロープに背もたれてたたずまいが似ていることに驚いた。両者はスイッチして戦い、左ボディーを打つところも一緒だという。

　しかし二人が異なる点について「野杁は物凄い固いガードを持っている」と話した。「多分、海人は前に出てくる。野杁もブロッキングしながら前にプレッシャーをかけていく。どっちが出れるかだよね」と試合のキーポイントを挙げた。

　野杁のファイトスタイルはK―1　WORLD　MAXで2度世界王者に輝いたアンディ・サワー（オランダ）に似ているという。サワーに勝っている日本人ファイターの1人である緒方健一はシュートボクシング出身。「海人もシュートボクサーだから何となく自分を緒方選手に重ね合わせて“あのスタイルを崩すにはどうすれば良いんだ”っていう意味でアンディ・サワーと緒方選手の試合も見てるかもしれないよ。アンディ・サワーも凄い圧力強いんだけど緒方選手は絶対に下がらないでカウンターか何かでダウンを取って勝った気がする。海人はそんなような作戦で行くような気がする」と過去の試合を例に出しながら海人の作戦について語った。

　海人はローキックとカーフキックも混ぜて戦うため野杁にとっては注意するべき点だと挙げた。「普通にもらっちゃうとまた展開が変わってくるかもしれない。そこをしっかりブロックすることが大事」と説明。そして野杁は海人と同じ事が出来ることに加えて至近距離からの前蹴りやまだ見たことない技を出すかもしれないと予測した。

　動画では今大会の注目選手として元K―1スーパー・ライト級王者の安保瑠輝也と対戦するRISEスーパーライト級王者の山田洸誓の名前を挙げた。