武藤敬司 4カ月ぶりに復帰も「技を仕掛ける時に痛みが走ったりする」 近日中に何か報告があると明言

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今年1月から欠場していた武藤敬司が21日のプロレスリング・ノア大田区総合体育館大会で4カ月ぶりに復帰した。
左股関節唇損傷によって丸藤正道と保持していたGHCタッグ王者を返上して今年1月から欠場を決断した武藤。4月30日に両国国技館大会でスペシャル解説を務めた際に復帰時期について「5月4日ではちょっと早いから。それなりの良い所で。これはノアに任せますよ」と言いつつ、5月21日に大田区ビッグマッチがあること知ると「大田区でいいじゃない」と今大会での復帰を示唆した。バックステージでノアの武田取締役が武藤の復帰を許可したため今大会での復帰が正式決定した。
現在59歳で今年還暦を迎える武藤の復帰戦は小島聡、丸藤正道とのトリオで、GHCヘビー級王者の潮崎豪、清宮海斗、田中将斗と6人タッグマッチで対戦した。いつものホワイトガウンを身にまとい復帰戦の花道を歩いた武藤。試合では対角コーナーの3選手を順番にドラゴンスクリューを決め、そこから田中に足四の字固め。さらにコーナーへのシャイニングウィザードまで決めるなど4カ月のブランクを感じさせずいつも通りのムーブを見せてファンを魅了した。最後は潮崎がカウンターのラリアットで小島からフォール勝ち。潮崎と小島は6月12日さいたまスーパーアリーナで開催される「CyberFight Festival 2022」のメインイベントでGHCヘビー級を懸けて対戦する。
武藤は復帰戦を終えてバックステージで「非常に悩んでるなあ」と語り始め、「正直さ、相手の技を受けるじゃなくて自分の技を仕掛ける時に痛みが走ったりするからよ。気持ちが落ちるよ」と自身の技を仕掛ける際にも痛みを感じたと明かした。
「今はあんまりしゃべりたくないというか…近々に…報告することがあります。以上」と近日中に武藤の口から何かしらの報告があると明言してコメントを締めた。