×

石井慧 1回戦でKO勝ちも脇腹を負傷 K―1無差別級トーナメント

[ 2022年4月3日 15:15 ]

K―1 WORLD GP 2022 JAPAN~K’FESTA.5 ( 2022年4月3日    国立代々木競技場 )

<K-1GP>勝利するもボディーを押さえながら引き揚げる石井(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 8人参加の無差別級トーナメントで、谷川聖哉(25=SAGAMI―ONO KREST)、石井慧(35=チーム・クロコップ)、京太郎(35=チーム未完)、マハムード・サッタリ(31=イラン)が1回戦を制した。

 谷川は空手仕込みの蹴りで優位に進めた。ローキック、カーフキックを織り交ぜ、タフなANIMAL☆KOJI(30=LEGION TOP TEAM/ALIVE)を削っていった。ダウンは奪えなかったが3―0で判定勝ちした。

 石井は強烈な左のパンチで実方宏介(24=真樹ジムAICHI)に2R1分2秒でKO勝ちした。2R、40秒すぎに左ストレートでダウンを奪うと、再び同じパンチを顔面に浴びせて仕留めた。ただ、フィニッシュのパンチを当てたときにカウンターの膝蹴りを食らい、試合後は右脇を押さえながら苦悶(くもん)の表情で引き揚げた。

 京太郎はK―1初参戦の坂本英則(28=修実館)をパンチで圧倒した。2R、1分すぎに連打からの右でダウンを奪うと一気にペースアップ。徹底したボディー攻めでスタミナを奪い、2分すぎに右ストレートをテンプルに当てて終わらせた。

 8人の中で最軽量85.2キロのサッタリはスピードを生かして積極的にパンチを繰り出していった。K―Jee(福岡チームbeginning)との打ち合いは、右のパンチが相手の左腕に絡んだところで左フックを浴びせ、1R1分28秒でKO勝ちした。

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月3日のニュース