武蔵 01年の「K―1 JAPAN GP」決勝戦を振り返る「最も悔しかった負けやった」

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元K―1選手の武蔵(49)が13日に自身のYoutubeチャンネルを更新。元K―1選手のニコラス・ぺタス(49)とノブ・ハヤシ(43)をゲストに招いて01年の「K―1 JAPAN GP」を振り返った。
3人とも出場していた01年の同大会。武蔵とぺタスが決勝で激突した。武蔵はぺタスと戦うのが嫌だったそうで、「俺はJAPAN GPが嫌やった。変にかみ合ったら体力も消耗するし、ケガもしそうやし日本人と戦うのは嫌やなっていう。ニック(ニコラス・ぺタス)はずっと日本で修業してるから日本人の組手をする海外選手だから日本人とやる感覚やってん」と語った。
ぺタスも初めて参戦したK―1トーナメントがこの大会だった。「僕の中では絶対に(武蔵とは)決勝でしかやらない。それ以外はやりたくないと思ってた」と抽選会で武蔵と決勝で戦うために武蔵とは逆のブロックを選んだことを告白した。抽選会から帰ってきて極真空手の仲間から「武蔵さんの方が強いから決勝で負ける」と言われたという。
しかしそこにはぺタスの強い思いがあった。このトーナメントまでに武蔵と2回対戦する予定があったが、武蔵のケガで流れてしまうなど両者の対戦は実現していなかった。だからこそぺタスは「決勝戦で戦って勝ちたかった」と当時を回顧。さらに武蔵の強さを認めた上で試合をしている時に「試合してても“やばい、これは勝てない”と思った。けど焦ることもないし、なんかその日は会場も含めて俺の流れが来てた」と会場の雰囲気も含めて流れがきていたと振り返った。
武蔵もそれを聞いて「俺はずっとJAPAN GPを優勝してたからある意味で俺の負けを見たいみたいな雰囲気やってん。会場全体がニコラス・ぺタス応援やってん。だから俺は逆にナチュラルにヒールみたいになってた」と語った。
試合は延長終了間際にぺタスが右ストレートでダウンを奪って判定勝利を収めた。武蔵は「日本人と一緒やと思うし、日本人の組手もするし、動きも日本人だけどトーナメントに外国人が入ったら武蔵は勝てんのやっていう風に思われたっていうところで最も悔しかった負けやったんもんね」とぺタスに敗れたのが最も悔しい負けだったと明かした。
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