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魔裟斗 吉成名高と電話対談でRIZINの試合を振り返る!吉成は1R目に苦戦していた理由とは?

[ 2022年3月12日 21:52 ]

吉成名高(左)と魔裟斗(右)
Photo By スポニチ

 元K―1世界王者でタレントの魔裟斗(43)が12日に自身のYouTubeチャンネルを更新。6日に開催された「RIZIN LANDMARK vol.2」で鮮やかなTKO勝利を飾り、RIZINの成績を5戦5勝5KOとした日本人初のラジャダムナン・ルンピニー統一王者となった吉成名高(21=エイワスポーツジム)と電話で対談した。

 吉成は「RIZIN LANDMARK vol.2」でKNOCK OUT REDスーパーフライ級王者・白幡裕星(19=Battle-Box)と対戦し、2回1分2秒TKO勝ちを収めた。

 魔裟斗は1Rから吉成の距離で戦っているところも含めて「1Rから終始圧倒してたね」と伝えると吉成は「自分の中では結構1R目は苦戦した感じでだったんです」と1Rは苦戦していたこと明かした。「もうちょいプレッシャーかけて相手にバチバチ当てて行こうと思ってたんですけど、相手も反応が良くてもう少し圧倒出来るかなと思ってました」と1Rを回顧した。2Rの最初にダウンを奪ったシーンについて吉成は「最初に左ストレートを打ってきた手を右手で叩いてそのまま右フックを打ちました」と話した。

 すると魔裟斗は「それは練習してるの?」と聞くと吉成は「相手のパンチを叩いてフックを合わせるというのは自分の中で得意なやり方なのでそれが自然に出たっていう感じです」と吉成が得意な形でダウンを奪えたという。手応えについても「一瞬効いたぐらいだと思ったので、すぐに立ってくるだろうなと思ってました」と語った。

 鮮やかなフィニッシュとなったカウンターの左ストレートについては「左に左を合わせた感じでした」と話し、相手の左ストレートを外側に避けて左ストレートを打って手応えも抜群だったようだ。この勝利でRIZINでは5戦5勝5KOとなった吉成。

 魔裟斗から「この階級では敵いなくない?」と言われると吉成は「52キロ、51キロとかになってくると中々見つからないと思います。53キロだとRISEとかK―1とかでも結構強い選手もたくさんいると思うので」と返した。すると魔裟斗が「K―1で55キロだと玖村くん、金子くん辺りの選手になるからね」と語り、「金子くんもパワーあるからね。吉成くんとの試合は観たいね」と願望を話した。

 吉成は4月24日(日)大分県別府ビーコンプラザにて開催される「BOM WAVE08」でタイ国プロムエタイ協会フライ級王者ペットニポン・サックチョロボー(タイ)に挑戦することが決まっている。勝利してプロムエタイ協会のタイトルを獲得すると、本場タイでもまだいない3大ムエタイタイトルを獲得した世界初の選手となる。

 魔裟斗が今後の目標について聞くと吉成は「僕は本当にムエタイにずっと誇りを持ってやってる感じなので、まだ誰も打ち立てた事のないような記録をもっと更新していきたい」と話し、複数階級制覇も視野にあるようだ。「タイの人にも認知されたいなと思います」とタイでも有名になりたいと語った。

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2022年3月12日のニュース