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ロマゴンの対戦相手が体重超過! エストラーダ代役で出場のWBC世界フライ級王者マルティネス

[ 2022年3月5日 11:43 ]

ローマン・ゴンサレス
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 プロボクシング元世界4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(34=帝拳/ニカラグア)とWBC世界フライ級王者フリオ・セサール・マルティネス(27=メキシコ)が対戦するスーパーフライ級12回戦の前日計量が4日(日本時間5日)に行われ、ゴンサレスは114.8ポンド(約52.0キロ)でクリアしたものの、マルティネスは1回目が117ポンド(約53キロ)、約2時間後の再計量でも116.4ポンド(約52.7キロ)と、制限体重(115ポンド)を1.4ポンド(約635グラム)も超過した。複数の海外メディアによると、マルティネスにはカリフォルニア州体育委員会の規則に従って罰金が科されるという。

 本来、ゴンサレスはWBCフランチャイズ&WBAスーパー王者のフアンフランシスコ・エストラーダ(メキシコ)との第3戦を予定していたが、エストラーダが新型コロナウイルスに感染したため、6週間前に対戦相手がマルティネスに変更となっていた。試合は5日(日本時間6日)に米カリフォルニア州サンディエゴのペチャンガ・アリーナで行われる。

 スーパーフライ級ではWBC王座決定戦に出場予定だった元王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)がケガで戦線離脱。代わって出場したジェシー・ロドリゲス(帝拳/米国)が新王者となり、WBO王者・井岡一翔(志成)と王座統一戦を計画していたIBF王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)は10度目の防衛戦で王座から陥落するなど、勢力図が大きく変化している。

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2022年3月5日のニュース