×

木村“フィリップ”ミノル「一番きついことしようかなと」ボクシング転向明言!ファン応援「純粋に楽しみ」

[ 2022年2月13日 07:00 ]

木村“フィリップ”ミノル
Photo By スポニチ

 元K―1スーパー・ウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノルが11日に更新されたABEMA格闘CH公式YouTubeチャンネルの「なぜ 木村“フィリップ”ミノルはK-1をやめるのかVol.2」の動画内でボクシング転向を明らかにした。

 木村は昨年12月のK―1大阪大会でK―1ファイナルマッチとして同級タイトルマッチの防衛戦に臨んだが、挑戦者の和島大海に3RTKO負けを喫して王者陥落した。K―1を辞めた後の動向は格闘技ファンの中でも注目されていた。動画内で木村は「最後まで悩んでいたことがあって、K―1ファイナルの試合で勝っていたら僕の中で選択肢が2つあったんですよ。ONEに行きたいという選択肢とボクシングをやる選択肢がありました」とK―1ファイナルマッチ前まではボクシング転向かシンガポールを拠点する格闘技イベントONE Championshipに移籍するかで悩んでいたようだ。

 「リング上で何を感じるのかやまだキックボクシングをやりたいのかとかを自分でテストして試合に臨んでいたのであの試合が終わって完全にボクシングに振り切ろうと思いました。ボクシングやりたいですね」と転向を明言した。

 その理由について「僕の中でロマンの頂点はボクシング。世界チャンピオンにになってこそだと思います。(父から)ボクシンググローブとサンドバッグをもらったりしてボクシングに興味を持った子供の自分がまだ居て、その時の自分が“ボクシングをやれ”と指令を出している気がしてその時、夢見たまま行動していこうかな」と語った。

 「ボクシングは学生時代からやっている人が多い中でこの年までK―1でキャリアを重ねたことってアドバンテージにもなるけど不利にもなると思うんですけど、そこを超越していけるような、そしてボクシング界になかったような風穴を開けたいですね。せっかくなら一番大変で一番層の厚くて一番きついことをしようかなと思います。ゴールはラスベガスのMGMでタイトルマッチをして勝つことです」とボクシング転向後の夢を語った。

 動画の最後には元WBA世界ジュニアウェルター級王者の平仲明信(58)にボクシングを教わっている姿も映っていた。

 木村のボクシング転向にコメント欄では「ミノルの試合にハズレなしってことで、めちゃくちゃ応援」「どこまで行けるか純粋に楽しみ」「木村がボクシング中量級でチャンピオンになったら泣くわ」「ボクシングの世界でやってる木村が見たすぎる」などと木村の新たな夢を応援するコメントが寄せられた。

続きを表示

2022年2月13日のニュース