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女子大生ボクサー鈴木なな子「絶対に獲る」 元同門の瀬川紗代と9日王座決定戦

[ 2021年12月8日 16:04 ]

<日本女子ミニマム級王座決定戦>前日計量をクリアした鈴木なな子
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 プロボクシングの日本女子ミニマム級王座決定戦6回戦(9日、後楽園ホール)の前日計量が8日、東京都内で行われ、同級1位・瀬川紗代(24=ワタナベ)はリミット(47.6キロ)を100グラム下回る47.5キロ、同級2位・鈴木なな子(22=三迫)は300グラムアンダーの47.3キロでともに一発でパスした。

 元ワタナベジムの同門同士の対戦。瀬川はプロ3戦目、鈴木はプロ8戦目でのタイトル初挑戦となる。アマチュアで31勝(14KO)9敗の実績を持つ瀬川は昨年10月の2戦目で黒星を喫したが、再起戦が王座決定戦となる。「前回の試合で負けて自分の甘さが分かった。今回がプロとして大事な試合になる。デビュー戦のつもりで戦う」と表情を引き締めた。

 立教大4年生の鈴木は空手からボクシングに転向し、「大学在学中にタイトル獲得」を目標に掲げてきた。元同門の瀬川との一戦に「気まずさはある」と苦笑いしつつ、「6ラウンド全てのラウンドでポイントを取り、ダメージを与えていきたい。絶対に(王座を)獲ります」と力強く宣言した。

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