尚弥VSドネアは米国開催? 大橋会長、国内開催も「断念はしていない」

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プロボクシングWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(28)が所属する大橋ジムの大橋秀行会長(56)が15日、横浜市の神奈川県警察本部で開かれた、ながら防犯「防犯ロードワーク」ビブス贈呈式に出席し、井上の次戦が米国開催となる可能性を示唆した。
井上がWBC同級王者ノニト・ドネア(38=フィリピン)との再戦を希望。それを受けて大橋会長は年内開催に向けて交渉を進めていく方針を示した。ただ、開催地については国内の新型コロナウイルスの感染状況をみながら国内か、米国かを判断していくことになる。大橋会長は国内での開催について「今は感染者も増えているし、良い方向には行っていない。オリンピックが終わってどうか。先が見えない」と感染拡大が続いていることを懸念した。
19年11月のドネア戦は、井上が眼窩(がんか)底などを骨折しながら判定勝ち。ドラマ・イン・サイタマと呼ばれ、国内外で年間最高試合に選ばれた。その試合の再戦だけに「大きなイベントになるので、もしダメなら無観客でいいやという規模の試合ではない。慎重にならざるを得ない」と話した。国内開催なら、井上にとっては2年ぶり。大橋会長は「断念したわけではない。ある程度、手は打っている」と今後も国内開催の道を探っていくとした。
また、8月14日(日本時間15日)に対戦するWBO王者ジョンリール・カシメロ(32=フィリピン)とWBA正規王者ギレルモ・リゴンドー(40=キューバ)の対戦について、「カシメロが倒すような気がする。もう全盛期のリゴンドーではないから。(リボリオ・)ソリスとの試合を見る限りだと、カシメロに倒されるんじゃないかな」と予想した。
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