井上尚弥「年内にドネアとやりたい」 4団体統一への青写真明かす

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プロボクシングWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(28=大橋)が13日、横浜市の大橋ジムでジムワークを再開した。井上は先月19日(日本時間20日)に米ラスベガスでマイケル・ダスマリナス(フィリピン)に3回KO勝ちし、WBA5度目、IBF3度目の防衛に成功。帰国後は2週間の自主隔離期間もあり、休養と自宅で出来る筋トレなどにとどめていたが、この日はからシャドー、ミット打ち、サンドバック打ちなど本格的な練習に汗を流した。
IBF指名挑戦者との試合をクリアし、いよいよ4団体統一の野望に向けて本格的に動き出す。ラスベガスでの試合当日にWBC王者ノニト・ドネアとWBO王者ジョンリール・カシメロ(ともにフィリピン)の対戦が発表され、その勝者と井上が4団体統一戦を行う流れになったが、ドネアがカシメロ戦をキャンセル。カシメロは当初計画されていたWBA正規王者ギレルモ・リゴンドー(キューバ)と8月14日(同15日)に対戦することで決着した。
一挙に4本のベルトを獲得する計画は白紙になったものの、すでに1本ずつベルトを増やす方針へ気持ちも切り替えている。井上は「あくまでも自分の希望」と前置きした上で「年内にドネアとやって、8月14日の試合(カシメロVSリゴンドー)の勝者、WBO王者と来年の春とか。バンタム級にとっても一番良い流れなのかなと」と青写真を明かした。
ドネアとの再戦については「ウバーリにああいう勝ち方をしたこと、そしてWBCベルトを持っているから意味がある」と説明。19年11月のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝では、2回に眼窩底骨折など怪我を負いながら判定勝ち。井上は「ドネアも怖いと思いますよ。2回以降、片目であの戦い方になったわけですから」と自信を示した。会場については「(日本でも海外でも)どちらでも構わないけど、日本の方が盛り上がるんじゃないですかね」と話した。
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