JPBA、ドーピング騒動でJBCへ質問状提出へ コミッショナーとの面談も求める

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ジム会長らで組織する日本プロボクシング協会(JPBA)は31日、日本ボクシングコミッション(JBC)に対し、質問状と長岡勤コミッショナーにに面会を求める文書を提出することを明かした。WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(32)が所属するAmbitionジムがJBC役員の退任などを求める上申書を28日付でJPBAに提出したが、新田渉世事務局長(川崎新田ジム会長)は、井岡サイドからの上申書とは別にJBCへの対応を協議していたとし、「協会としても質問状を出す準備をしていた。コミッショナーの見解を聞き、意見交換するために面会も申し入れる」と話した。早ければ6月1日にもJBCへ文書を提出するという。
井岡は昨年12月の防衛戦でのドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示したとされたが、第三者による倫理委員会による調査でJBCの検査体制に不手際があったこと判明。違反の事実はなかったと結論付けられた。JBC側もミスを認め、28日には公式サイトに「JBCからのお詫び」とする文書を掲載した。
所属ジムの上申書では、井岡への謝罪や名誉回復措置が行われていないとし、さらに情報管理、ドーピング規定などに問題があると指摘。JBCに対し、(1)JBC執行部の責任を認め、現役員が退任すること(2)個人情報がマスコミにリークされた原因を追及し明らかにすること(3)ドーピング規定を整備し、ドーピング検査を国際基準に準拠させること(4)井岡・田中両選手に対して誠意ある謝罪をし、名誉回復措置を講じることをJPBAからJBCに要望することを求めている。
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