王者・花形冴美、ラストマッチは「楽しんで」 セカンドキャリアは小学教員目指す

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プロボクシングのIBF女子世界アトム級タイトルマッチ10回戦(18日、後楽園ホール)の前日計量が17日、東京都大田区の牧田総合病院で行われ、王者・花形冴美(36=花形)はリミット(46.2キロ)を300グラム下回る45.9キロ、挑戦者で同級7位の松田恵里(26=TEAM10COUNT)は200グラムアンダーの46.0キロでともに1回目でクリアした。
花形にとっては2度目の防衛戦。当初は2月26日に行われる予定だったが、コロナ禍で延期となっていた。この試合を最後に引退を表明しており、勝っても負けてもラストマッチ。「コンディションは過去最高。1週間前にはリミットに入り、食べながら減量ができた。この試合を最後と決めてやってきたので楽しんでやろうという気持ちです」と意気込みを語った。
19年11月にJBC審判員の岡庭健さんと結婚。現役を続けるのは「長くてもあと2年」と決めていたという。コロナ禍で試合ができない時期には「このまま引退しようかとも考えた」というが、「コロナが理由で辞めたら後悔する」と翻意。区切りの舞台として松田との一戦に臨む。
引退を決めた理由を「子供が欲しい。年齢的になるべく早く出産したいと思った」と説明。そしてセカンドキャリアとして小学教員を目指し、昨秋から通信制の大学で学んでいることも明かした。
松田はプロ2戦目で東洋太平洋王座、3戦目には日本王座を獲得したサウスポー。何度もスパーリングをしたことがあり、お互いに手の内は知り尽くしている。「結果を求めず、自分の力を出し切りたい。勝敗は気にしない」と話す一方で、「どんな展開になっても上回る展開にします」と自信を示した。
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