男子ウエルター級、岡澤セオン　五輪出場懸かる5位決定T決勝進出

ボクシング　東京五輪アジア・オセアニア予選第7日 （ 2020年3月9日    ヨルダン・アンマン ）

ボクシング五輪予選男子ウエルター級5位決定トーナメント初戦でタイ選手（奥）に判定勝ちした岡澤セオン
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　男子ウエルター級5位決定トーナメントの準決勝が行われ、岡澤セオン（鹿児島県体協）はウティチャイ・マスク（タイ）に4―0で判定勝ちし、東京五輪出場が懸かる5位決定トーナメント決勝へ進出した。今予選におけるウエルター級の五輪出場枠は5で、ベスト4の4人と、準々決勝の敗者4人による5位決定トーナメントの勝者に与えられる。

　準々決勝で判定負けした岡澤はアウトボクシングを展開しながらも、距離が近づいた場面で連打を出すなど積極的に攻めた。過去にフェザー級とライト級でアジア選手権を2度制したウティチャイに対し、1ラウンドは2―3で失ったものの2ラウンドは4―1。3ラウンドも左を被弾しながら最後まで打ち返す執念を見せ、接戦をモノにした。