“戦うシングルマザー”吉田実代　判定勝ちで初防衛に成功！

＜WBO世界女子スーパーフライ級TM　吉田実代・シー・リーピン＞最終R、左を伸ばす吉田（撮影・長久保　豊）
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　プロボクシングのトリプル世界戦が31日、東京・大田区総合体育館で行われ、WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦は王者・吉田実代（31＝EBISU　K’sBOX）が挑戦者の石麗萍（シー・リーピン、21＝中国）を判定で下し、初防衛を果たした。

　4歳の長女・実衣菜ちゃんを一人で育てる“戦うシングルマザー”。初防衛戦に向けて約1カ月間、鹿児島の実家に実衣菜ちゃんを預け、週1回ペースで自衛隊体育学校に出稽古に行くなど、プロアマ、男女を問わず、多くの長身選手とスパーリングを消化し、準備を整えた。

　25日に実衣菜ちゃんを迎えに行き、この日までは一緒に過ごした。「自分にとって最高の癒やし」という愛娘も見守る前で…