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尚弥、ドネア対策へ「いい練習」3Rマススパー 左フックを意識

[ 2019年9月28日 05:30 ]

ダブル世界戦 WBSSバンタム級トーナメント決勝 井上尚弥―ノニト・ドネア ( 2019年11月7日    さいたまスーパーアリーナ )

同門の中沢(右)とマススパーリングを行う井上尚
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 WBSS優勝を狙う井上尚弥が27日、横浜市内のジムでドネアとの決勝に向けての練習を公開した。同門の中沢奨と3ラウンドのマススパーを披露。ドネアの武器である左フックを意識しつつ、低い姿勢でパンチを上下に打ち分けるなど仕上がりの良さをアピールした。

 ボクシングの米国五輪代表候補で3団体統一世界ライト級王者ロマチェンコのパートナーを務めるジャフェスリー・ラミド(19)が来日中。24日には、そのラミドとのスパーでダウンを奪った。ラミドによるとロマチェンコとは計130ラウンドのスパーでダウンは1度だけ。井上には20ラウンドでダウンを奪われており、大橋会長は「ロマチェンコを超えた」とご満悦だ。

 尚弥はラミドとのスパーについて「ドネアとスタイルは似てないけど、ラウンドごとに戦い方を変えてくるので対応力がつく。いい練習ができている」と手応え。28日にラミドと最後のスパーを行う。

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2019年9月28日のニュース