中谷正義、４回ＴＫＯで11度目防衛　世界挑戦へ「焦りない。今がスタート」

ボクシング・東洋太平洋ライト級タイトルマッチ （ 2018年12月9日    エディオンアリーナ大阪第２ ）

東洋太平洋ライト級で１１度目の防衛に成功し、リング上で手を挙げる中谷正義
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　王者の中谷正義（２９＝井岡）がハリケーン風太（３１＝カシミ）に、４回ＴＫＯで勝ちし１１度目の防衛に成功した。

　身長が１７センチ低い挑戦者は、頭を下げて突進してきた。中谷は慌てず左ジャブを的確に当て、長いリーチをいかした右のボディーも有効だった。「効きましたね、あれ」と、冷静は判断を自賛した。

　挑戦者は両まぶた付近をカット。流血が激しくなった４回にレフェリーが試合続行不可能と判断した。

　現在２９歳の中谷。それでも「焦りはない。内山高志さんも、この位の歳でしょう。ぼくは、頑張りだしたのがここ４年。今がスタート」。経験を重ねながら、世界戦のチャンスを待つ。