3階級制覇目指す田中恒成 世界戦こなしながら9月に中京大卒業へ

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3階級制覇をかけてWBO世界フライ級タイトルマッチ(9月24日、名古屋・武田テバオーシャンアリーナ)で王者・木村翔(29=青木)に挑む同級1位・田中恒成(23=畑中)が、中京大学を9月に「卒業できます」と明かした。
現在、経済学部5年目。同級生に半年後れを取ったとはいえ、いくつもの世界戦をこなしながら単位を取得し、卒業にこぎつけた。
この日は、名古屋市内の所属ジムで公開スパーリングを公開し、チャンバラ遊びで使うおもちゃの刀を相手のパンチに見立てて、反射神経を研ぎ澄ますトレーニンも披露。体重も「順調に落ちている」と体調面に不安はない。
それでも、木村への敬意と警戒心はハイレベルだ。「木村チャンピオンは心のスタミナが抜群。オレの心が折れるかどうかに、勝敗がかかってくる」と激戦を予想する。勝てば世界最速タイとなる12試合目での3階級制覇。学業という“難敵”を制した勢いで、偉業に挑む。
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